店長のブログ :
令和の米騒動2025-04-17 by 松岡
価格が2倍に高騰中!更に「お一人様2袋まで」のメッセージまで店頭表示されている米。
「一袋4.000円は安い!」と思って袋をよく見ると4kgとのこと。
日本人は1970年当時の半分しか米を食べていないのに何故?
根本的な理由は、世界一高い日本の米価格を維持する為、政府が米を作らない農家に毎年3.300億円の交付金(税金)を支給。
農家の規模拡大ではなく、減反政策に舵を切って60年経過。その結果・・・
米1kg当たりの生産コスト
日本225円
アメリカ60円
中国85円
ベトナム40円
タイ50円
圧倒的に米の生産効率が低い日本です。
総需要量の8%77万トンを輸入してはいますが、全て加工用か備蓄米で小売は無し!小売店は流通していません。
日本人が買う主食としての米は全て日本の米。他の選択肢はありません。日本の専業農家37万を守る為に事実上の米輸入禁止です。
米の小売り価格が高くなったのは2024年9月から。
大阪府の堂島取引所で米の先物取引が始まったのは、2024年8月13日。1730年に世界初の常設先物取引を始めた堂島取引所が復活しました。ということは、先物価格が高くなれば今の価格で買った人は儲かる!そのためには米の流通量を減らす。供給量が一定だから、簡単なこと。
物価上昇で消費税収入が増える政府が後押ししている?と言われても仕方ないかもと思う虎雄です。

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