店長のブログ :
自動運転無人タクシー22023-10-25 by 松岡
2023年10月19日放送のテレビ東京WBSより。
ホンダが発表した完全自動運転の無人タクシー・サービス。車両として使用するのは運転席が無い6人乗りのクルーズ・オリジン。
客は配車から支払いまで全てスマートフォンで完結させる仕組みで、乗り降りする場所もアプリで設定します。
先ずは数十台からスタートし、500台規模を目指す、とのこと。
実現すれば、特定エリアで行うレベル4としては国内初のサービスとなります。
「自由な移動の喜び」がコンセプトで、料金は運転手がいないのがアドバンテージになります。
2018年からホンダはGM&クルーズと組んで共同開発を進めてきました。
クルーズは昨年、サンフランシスコで無人タクシーのサービスを開始し、現在は15の都市にサービスを拡大しています。
サンフランシスコでは、クルーズだけでなくGoogleの親会社アルファベット傘下のウェイモも自動運転無人タクシー・サービスを始めています。
この流れは、アメリカだけでなく中国でも。
中国インターネット大手のバイドゥが手掛ける自動運転無人タクシー・サービス。
飛び出す歩行者、割り込んで来る車をスムーズに回避します。
北京市は、今年7月に60㎢の範囲で完全自動運転無人タクシー・サービスを許可。これを受けてバイドゥは無人タクシー・サービスを開始しました。
一方、遅れをとっている日本。実は2018年には、世界で初めて公道で自動運転タクシーの実験が行われました。実施したのはスタートアップ企業のZMPと大手タクシー会社の日の丸交通でしたが、この時は緊急用ドライバーを乗せることが条件となっていました。
2020年にサービス開始を目指していましたが、アメリカや中国のような法律の改正が進まず頓挫。しかし、ここにきて自動運転の流れがようやく加速し始めました。
交通事故を大幅にに減らせるポテンシャルがある完全自動運転無人タクシー。
新しい付加価値の創造が実現すると、いいね!

|